Electronic ArtsとBioWareは,2024年11月1日に発売を予定している「ドラゴンエイジ:ヴェイルの守護者」(以下,ヴェイルの守護者。PC / PlayStation 5 / Xbox Series X|S)について,成長システムを紹介する解説動画を公開した。



 ヴェイルの守護者は,2014年に発売された「ドラゴンエイジ:インクイジション」から約10年経過した,ファンタジー世界のセダスを舞台としたRPGだ。


 本作では,前作に登場したコンパニオンキャラクターのエルフのソラスが,魔の力に堕ちた異世界“フェイド”からセダス大陸を守るために敷かれた魔法による防御網“ヴェイル”がエルフの力を削いでいると思い込んでいるようで,ヴェイルの破壊を画策している。プレイヤーは新たなヒーローのルークになり,前作にも登場したドワーフのヴァリックらと共に,ソラスの行動を止めるべく立ち上がることになる。

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[2024/06/12 00:00]
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  • ライター:奥谷海人

 今回の解説動画ではキャラクター,アイテム,コンパニオンの3つの要素が詳しく紹介されている。
 ヴェイルの守護者におけるプレイヤーキャラクターの成長は,「Constellation Skill Tree」(星座型スキルツリー)と呼ばれており,それぞれのキャラクタークラスは「Contol」(制御力),「Burst」(突破力),「Sustain」(持続力)という基本能力と,クラスごとに用意された3つの「Specialization」(特性)がある。


 今回の動画で取り上げられた「ローグ」クラスの特性は,1対1の戦いに秀でた「Duelist」,破壊工作が得意な「Saboteur」,中距離攻撃に特化した「Veil Ranger」という3種類が用意されている。プレイヤーはレベルアップごとに得られるポイントでノードをアンロックし,自由につなげて広げていくことができる。

 また,キャラクターの装備に関する情報も公開されている。武器は二刀流も可能な「メインハンド」「オフハンド」,そして戦闘中に持ち替えることができる「オルタネートウェポン」の3つのスロットが用意されており,防具は「ヘルメット」「アーマー」の2スロットを確認できる。これらに加えて,アミュレットや指輪などアクセサリーを装着する4つのスロットが設けられる。


 これらのアイテムには魔法属性やクリティカルヒット率など細かな統計に加えて,アンコモン,レア,エピック,レジェンダリーというレアリティが設定されている。アイテムは「ケアテイカー」と呼ばれる町の職人に持っていくことで,統計を上げられるほか,エンチャントをかけられるとのこと。
 なお,ケアテイカー自身にもランクが存在する。プレイヤーの投資でランクが上がり,ルートアイテムもケアテイカーのランクとマッチするようになるという。つまり,ケアテイカーがランク5ならクエストで見つけるアイテムもおのずとランク5になるわけだ。


 コンパニオンは,プレイヤーキャラクターほどではないものの,「メインハンド」「オフハンド」「アーマー」「ティンケット」という4つのスロットが設けられる。星座型スキルツリーは,5枝にそれぞれ10種類と簡素化されているものの,プレイヤーが自由にスキル設定を行えるのは嬉しいポイントだ。
 そして,プレイヤーキャラクター同様に,ゲーム中に使ってほしい攻撃や魔法スキル4種類を選べる。これによってプレイヤーの攻撃とのコンボが可能となり,コンパニオンの氷結魔法で敵を攻撃してもらった後に,プレイヤーキャラクターで突進攻撃を加えて大ダメージを与えるといった,戦略的なプレイも可能という。


 こうしたシステムにより,キャラクタースキルの細かい調整や戦術的なプレイにこだわるプレイヤーの要求も,十分に満たすことができそうだ。詳細は,英語版のみだが公式サイトのブログ記事に掲載されている。日本語版公式サイトにも順次記事がアップされているので,そちらの公開にも期待したい。

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