発表会では,カプコン側の代表として,代表取締役社長COOの辻本春弘氏,行政側の代表として大阪府知事の吉村洋文氏,大阪市長の横山英幸氏,大阪・関西万博のマスコット,ミャクミャクが登壇した。
辻本春弘氏からはカプコンが大阪・関西万博に参入した理由,吉村氏らからはカプコンが大阪・関西万博に出展する,大阪ヘルスケアパビリオンの概要が紹介された。
壇上の話題がカプコンの出展物の内容に移ると,カプコンの取締役専務執行役員であり,「モンスターハンター」シリーズのプロデューサーとして知られる辻本良三氏が登壇し,パビリオンに出展する「モンスターハンター」シリーズの世界観やキャラクターを活用した没入型体験コンテンツ「モンスターハンターブリッジ」を紹介した。
「モンスターハンターブリッジ」の開発ディレクター,藤岡 要氏によると,同作は大阪ヘルスケアパビリオンに建設されるXD HALLの機能(シースルーLED,イマーシブサウンド,床振動)と,カプコンが独自開発したARデバイスを組み合わせ,目の前に巨大モンスターがいるかのような臨場感を演出したという。
老若男女,さまざまな層の来場が想定される万博というイベントの性質を考え,「大型モンスターを狩るような激しいアクション」の実装は見送ったが,アイルーをなでたりハイタッチを交わしたりといった,ARデバイスを用いたコミュニケーションは楽しめるとのこと。
「モニターとコントローラをとっぱらって再現されたモンハンの世界をぜひ体験してほしいです」と「モンスターハンターブリッジ」の魅力をあらためてアピールした。
発表会の終盤には,開発中の「モンスターハンターブリッジ」をひと足先に体験した俳優の波瑠さんが特別ゲストとして登場。「モンハンの世界が目の前にあるかのようですごかったです。ファンにはたまらない演出があって胸が熱くなりましたし,癒されるポイントもありました」と,ネタバレを避けつつ,「モンスターハンターブリッジ」を体験した感想を述べていた。
「モンスターハンターブリッジ」が出展される大阪・関西万博は,2025年4月13日より開催される予定だ。また,2024年8月29日より,CAPOM IDの登録者を対象にした「大阪・関西万博入場ペアチケットプレゼントキャンペーン!!」もスタートしている。万博に来場する予定の人は,公式サイトで詳細を確認して応募をしておこう。
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