スクウェア・エニックスは,アメリカのシアトルで2024年8月30日から9月2日まで開催されたイベント「PAX West 2024」にMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」( PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Mac)を出展し,9月1日にはリードゲームUIデザイナー小田切慧氏による開発パネルを実施した。

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 開発パネルは,「UI担当者視点でのFFXIVの10年」と題し,快適なゲームプレイに向けた取り組みや,ゲーム内のスクリーンショット機能「グループポーズ」の開発のきっかけやこれからについて語られた。

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 かつて新生FFXIVに向け開発を進める際,当時MMOのスタンダードであったキーボードとマウスの操作だけでなく,ゲームパッドでの操作も完全にサポートする方針を掲げ,それぞれの操作方法に特化した機能を本気で実装していったそうだ。
 各地域のゲームパッド使用率が公開され,日本が77%でもっとも高く,北アメリカでは40%,ヨーロッパでは33%となっているそうだ。

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 移動方法については,キャラクター基準のスタンダード,カメラ基準のレガシーの2つがあり,こちらの比率についても公開された。レガシーは三人称視点のJRPGになじみ深い操作方法であり,日本での使用率は97%を占めていたそうだ。ほかの地域では,北アメリカが69%,ヨーロッパが65%であり,日本が特に高いことが分かる。

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 また,ジョブ「漁師」のキャスティング中にグループポーズを起動できるシステムや,スクリーンショットの縦撮り機能,チャットをした際にキャラクターの上部に吹き出しが出る「チャットバブル」が開発中であるなど,さまざまな内容が紹介された。

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— FINAL FANTASY XIV (@FF_XIV_EN) August 31, 2024



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