データや分析環境を提供するSensor Towerは本日(2024年9月3日),睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep」(ポケモンスリープ,iOS / Android)に関する分析レポートを公開した。


 分析レポートによれば,「Pokémon Sleep」の市場別シェアでは,ダウンロード数・収益ともに日本が最大の市場だという。ダウンロード数では37%収益では70%を占めているそうで,収益では2位のアメリカとは4倍以上の差となっている。これは,日本発のポケモンIPである点が大きいのでは,とSensor Towerは分析している。


 また,2023年7月20日から2024年7月19日までの日本における「健康&フィットネス」ジャンルのダウンロード数では,「Pokémon Sleep」トップになっているとのこと。2位の「Pokémon GO」との差は2倍以上で,同ジャンルにおける圧倒的な地位を築いている。


 年齢別ユーザー分布では25歳〜34歳の層が最も多く(42%),次に多い35歳〜44歳の層(26%)と合わせると,全体の70%近くを占めているという。これについては,幼少の頃にポケモンをプレイした世代と重なることが印象的だ。


 さらに,2023年7月〜2024年7月の期間における平均MAU(※)は約100万となっており,これは2位のアメリカの2倍以上の数値だそうだ。以上から,日本のプレイヤーが世界で最もアクティブに「Pokémon Sleep」を利用しているとSensor Towerは結論づける。

※Monthly Active User。月あたりのアクティブユーザー数を示す指標


 レポートの全文は,Sensor Towerの公式ブログで確認してほしい。

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