8月23日に制作が発表された「Heroes of Might & Magic: Olden Era」は，1995年にリリースされた「Heroes of Might and Magic: A Strategic Quest」を第1弾とするシリーズの最新作だ。もともとは，RPGとして人気の高かった「Might and Magic」シリーズのスピンオフ作品で，中世風のファンタジー世界を舞台に，プレイヤーが神話のクリーチャーたちを率いて戦うというターン制のストラテジーとして，こちらも高い人気を獲得した。
2015年の「Might & Magic Heroes VII」までナンバリング7作品がリリースされ，オンラインゲームやスピンオフタイトルなども登場したものの，最新作の発表はしばらく途絶えていた。
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シリーズ30周年を記念した「Heroes of Might & Magic: Olden Era」は，「Might and Magic VIII: Day of the Destroyer」（2000年）以降の舞台として登場した惑星Enrothの大陸Jadameが新たな冒険のステージとなり，シリーズ従来作で言及されたものの詳しく語られなかった出来事をテーマにしたオリジンストーリーが描かれるという。
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公開されたFAQには，本作がシリーズの原点に立ち返ることや，タイトルに数字こそ入っていないものの，メインストリーム正当かつ本格的な後継作品であること，さらに2025年第2四半期にアーリーアクセス版をリリースする予定であることなどが述べられている。
開発を担当するUnfrozenは，「リーグ・オブ・レジェンド」や「World of Warcraft」「Disco Elysium」などの作品に携わった経験を持つ開発者が設立したスタジオ。2020年4月にDaedalic Entertainmentからリリースされた「Iratus: Lord of the Dead」は，「Darkest Dungeon」の精神的後継作品として知られており，50万本を超えるセールスを記録したという。
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ちなみに，「Iratus: Lord of the Dead」は現在，Steamのストアページで90％オフのセールが実施されている。セール期間は9月8日まで。Steamのユーザーレビューも「非常に好評」となっているので，この機会にプレイしてほしい。
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