“FOREVER PHYSICAL”を掲げる同社は,さまざまなダウンロードゲームのパッケージ版を発売していることで知られている。
「Castlevania Dominus Collection」は,8月28日に配信がスタートしたばかりのタイトル。「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」「悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス」「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」といったニンテンドーDSで展開した探索型アクションと,アーケード版「悪魔城ドラキュラ」,これをアレンジした「悪魔城ドラキュラ Revisited」が収録されている。
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[プレイレポ]本日発売の「Castlevania Dominus Collection」は,DS版「悪魔城ドラキュラ」シリーズ3作品&アーケード版などを収録
ニンテンドーDS版「悪魔城ドラキュラ」シリーズ3作品を1つのソフトに収録した「Castlevania Dominus Collection」が,本日発売された。DSの2画面を1画面に集約し,遊びやすい便利機能も導入。さらにアーケード版「悪魔城ドラキュラ」のアレンジ版も新規に収録した本作を紹介する。
[2024/08/28 10:00]- キーワード:
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- ライター:稲元徹也
その中でも注目度が高いのは,「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」「悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス」「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」の3タイトルだ。
これらは「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」で提示された“アクションRPGとしての悪魔城”の系譜を受け継ぐ作品。広大なマップの探索にキャラクターの成長,アイテム収集やプレイングの上達といった,さまざまな楽しさが盛り込まれており,3作とも完成度が非常に高い。名作として根強いファンは多いものの,これまで現行機への展開がなく,移植を切望され続けてきた経緯を持つ。
同様のスタイルを採用する作品の総称として「メトロイドヴァニア」というジャンル名が生まれるほど多くのゲームが作られたのも特筆すべき出来事で,今回これら3作品が移植されたのはゲーム史的にも意義深いことといえる。
シリーズとしては珍しいアーケード展開の1つが「悪魔城ドラキュラ」だ。当時のKONAMIアーケード作品は高い難度で知られていたが,本作も例外ではなく,腕自慢のプレイヤーたちを返り討ちにしていった。「悪魔城ドラキュラ Revisited」は同作を遊びやすく,ツボを押さえたアレンジがなされている。つまり「Castlevania Dominus Collection」ではシリーズの原点である“アクションRPGとしての悪魔城”も楽しめるというわけだ。
「Castlevania Dominus Collection」では,「悪魔城ドラキュラ Revisited」以外の作品が巻き戻し機能に対応し,設定資料や楽曲を楽しめるのも見所といえるだろう。
気になるパッケージ版についての詳細は公開されていないが,Xアカウントで公開された写真を見るとPS5,Xbox Series X|S,Nintendo Switch版が発売される模様。「3 covers to choose from - pick your favorite」というコピーから見るに,「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」「悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス」「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」それぞれのカバーが用意され,自由に取り替えられるようだ。
ポストはすでに19万回以上表示されており,注目度の高さがうかがえる。「Castlevania Dominus Collectionとコレクターズエディションの公開について,乞うご期待」とのことなので,今後の情報公開にも注目したい。
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