コンバットフライトシム「DCS World」を展開中のEagle Dynamicsは2024年8月9日,新たな機体モジュールとなる「DCS: CH-47F」のアーリーアクセス版をリリースし,ローンチトレイラーを公開した。公式ショップの価格は69.99ドルだが,現在20%オフのセール価格で販売が行われている。
 Steamで配信中の「DCS World Steam Edition」では遅れている模様で,今のところ販売は始まっていない。


 「DCS: CH-47F」のモチーフになっているのは,ボーイング・バートルが開発したタンデムローターの大型輸送ヘリコプター「CH-47」だ。1961年の初飛行以来,60年以上が経過した現在も生産が続けられているベストセラー機で,日本を含めた世界20か国以上で運用されている。愛称は,ネイティブアメリカンに由来する「チヌーク」
 「CH-47F」は21世紀に入ってから登場したチヌークの最新モデルで,コクピットの完全デジタル化を含むアビオニクスの近代化やエンジン出力の向上,小火器の射撃や砲弾の破片に耐えられる機体構造の強化などが図られている。


 搭載した機関銃以外,戦闘力と呼べるほどのものは持っていないため,派手なシーンは期待できないものの,前線に物資を輸送する航空ロジスティクスの要であり,その特徴的なフォルムと相まって,ゲームでは独自の存在感を発揮してくれそうだ。
 アーリーアクセス期間中のアップデート計画など,詳しくはプレイヤー向けのWeekly Newsletterなどをチェックしてほしい。


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