スクウェア・エニックスは本日(2024年8月9日),11月14日に発売を予定しているHD-2D版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / Switch)の公式サイトを更新した。

 今回公開されたのは,主人公の父・オルテガと,主人公が巡ることになる町や地域に関する情報だ。公式X(@DQ_PR)の昨日(8月9日)のポストで明かされているように,本作にはオルテガの旅路をたどる新規エピソードが追加されているという。

前回に引き続き、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の最新情報を記事にいたしました??
今回は、本作で追加されている新たなエピソードや冒険の舞台について詳しくご紹介しておりますのでぜひご覧ください?#DQ3 #ロト三部作 https://t.co/cPOZHCCHGM

— ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) August 8, 2024

オルテガ(CV::東地宏樹)
 多くの人々の期待を背負い,愛する妻と幼き子(主人公)を置いて魔王討伐へと旅立ったアリアハンの戦士オルテガは,火山での魔物との戦いの末に消息を絶つ。主人公の冒険の前日譚にあたる,ドラクエ3の重要なエピソードのひとつだ。
 スーパーファミコンやゲームボーイカラー向けリメイクではオープニングでその物語が描かれていたが,本作ではさらに詳しくオルテガの旅路や人となりが描かれるようだ。

サイモンと名乗る男との一騎打ちと,ドワーフとたき火を囲みながら話しているシーン

 また,主人公たちの行く手を阻む強敵よみのばんにんレヴナントの姿も公開されている。とくに注目なのが,火山のような場所で「ここに人間がくるのは何年ぶりだろうか」と語るレヴナントだろう。SFC版やGB版をプレイした人なら,「あれ? この姿ってもしかして……」となるはず。

よみのばんにん
レヴナント

 もうひとつの情報が,現実の世界をモチーフにした国や地域が登場するドラクエ3の冒険世界について。交易の中心地として多くの船が行き交うポルトガや黄金の国と呼ばれる小さな島国ジパング,太古に作られた遺跡・ピラミッドがある砂漠の国イシスという,それぞれ異なる文化を育んでいる3つの国と地域の情報が公開されている。

高い造船技術を誇る港町ポルトガ

日出ずる国とも呼ばれるジパング

女王によって統治されている砂漠の国イシス

 ほかにもエルフが暮らす里やさまざまな仕掛けが施されたダンジョンなどの場面も公開されている。オリジナル版や過去のリメイク版/移植版をプレイした人は,かつて冒険した世界がHD-2Dでどのように描かれているのか少し覗いてみるといいだろう。

もちろん現実のような街だけではなく,幻想的な風景が広がるファンタジーな場所もある
仕掛けを解き,迷路のように入り組んだ道を進んでいくダンジョン

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