さまざまなデータや分析環境を提供するSensor Towerは本日(2024年8月6日),ポノスがサービス中のスマートフォンアプリ「にゃんこ大戦争」(iOS / Android)に関するレポートを公開した。



 2012年11月にリリースされたにゃんこ大戦争は,ユーモラスなキャラクターとそのゲーム性が人気のリアルタイムストラテジーゲーム。リリースから11年以上が経過してもなお,日本のモバイルゲームを代表するロングヒットタイトルとなっている。

 にゃんこ大戦争のリリースから2024年6月までの世界累計収益は,7億ドル(約1020億円)を記録しているという。同期間の市場別の収益シェアでは,1位は日本で68%,2位がアメリカで11%,3位が韓国で8%となっている。また,4位が台湾,5位が香港となっており,アジア太平洋地域で支持されていることが分かる。


 にゃんこ大戦争は,日本のモバイルリアルタイムストラテジージャンルでも圧倒的な存在感を放っている。2019年から2023年までの同ジャンルの収益は5年連続でトップを獲得しており,2024年1月から6月までの収益も「キングダム 乱 -天下統一への道-」「城とドラゴン」などを大きく引き離して1位となっている。


 また,市場別MAU(Monthly Active Users。月間アクティブユーザー数)でも日本が圧倒的なシェアをキープしており,2021年6月から2024年6月までの平均MAUは,日本が唯一の100万以上を記録。さらに,同期間の日本におけるにゃんこ大戦争ユーザーがひと月にプレイする平均時間は360分以上になっているという。


 日本とアメリカ,韓国で人気が高いにゃんこ大戦争の年齢分布では,トップ市場の日本では35歳〜44歳の層が全体の30%以上を占めており,この傾向は韓国でも同様の傾向にある。一方,アメリカでは18歳〜24歳の層が最も多く50%近くを占めており,特色に違いが出ている。これについてSensor Towerは,日本と韓国ではにゃんこ大戦争のリリース直後からプレイし続けているプレイヤーが多いと推察する。


※掲載した画像はすべてSensor Towerのブログ(リンク)より。

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[2023/07/07 18:10]
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