XYimageは本日(2024年8月2日),PC用ソフト「軍艦島探訪記 ある写真家の記録 "Visiting Battleship Island: A Photographer's Chronicle"」の配信をSteamで開始した。価格は2600円(税込)。

 本作は,軍艦島を歩き回れるウォーキングシミュレータとなっている。


 軍艦島こと端島(はしま)は,長崎に位置する小さな炭鉱の島だ。元々は自然の岩礁だったが,何度も行われた埋め立て工事により,現在の半人工島の形になったとのこと。学校はもちろん,地下デパート,映画館,病院,パチンコ屋などの都市機能を持つ炭鉱都市として栄えたが,1974年の閉山にともない,島民が離れ,無人島になってしまった。
 無人化以降,建物の崩壊が進んでいる軍艦島だが,その独特のレトロな風景が人々を魅了しており,2015年にはユネスコ世界遺産に登録されている。


 本作では,そんな軍艦島が崩壊し始める前の風景が再現されている。プレイヤーは写真家として軍艦島を訪れ,フォトモード搭載のアルバム機能を使い,自分だけのオリジナル軍艦島写真集を作っていく。
 すべての建物内部,すべてのフロアに立ち入りできるほか,時間や天候の変化も楽しめ,自分で指定した時間や天気での撮影も可能なようだ。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。