メタバースクリエイターズは2024年6月3日,Aniqueと戦略的な業務提携契約の締結を発表した。両社の協業第1弾として,「serial experiments lain」のオンライン展示会「Weird展 ようこそ、ワイヤードへ。」を6月後半に開催予定であることも明らかにされている。


 Weird展は,「serial experiments lain」の25周年を記念したもの。詳細な展示内容は追って案内される予定だが,イベント公式サイトによると,“不気味な世界観を追体験できる企画”になるという。なお,エントランスのビジュアルには,オンライン展示会の開催にあたり,安倍吉俊氏が描き下ろしたものが使用されているとのこと。


<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


メタバースクリエイターズ、Anique社との戦略的業務提携を発表
〜アニメを始めとしたIPコンテンツのメタバース活用を協業で展開〜
株式会社メタバースクリエイターズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:若宮和男、以下「当社」)は、Anique株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:笠井高秀)との間で戦略的な業務提携契約を締結したことを発表します。アニメを始めとするIPを活用した事業の経験が豊富なAnique社との提携により、メタバース上でのIPコンテンツ創出を加速してまいります。


■業務提携の内容
「メタバースクリエイターズ」は、VRChatやRoblox、ZEPETOなどのUGCメタバース(※)の第一線で活躍し、ユーザーの熱い支持を受けるトップクリエイターを厳選してメンバーに迎え、世界に羽ばたくクリエイターとコンテンツの創出を目指しています。
Anique社はアニメを始めとしたACGコンテンツ(マンガ・アニメ・ゲーム作品等)を軸に、ファングッズの企画・販売事業を日本に留まらずグローバルに展開しています。
この度、両社はメタバース上でのACGコンテンツ市場の拡大に向け、双方の強みを生かした協業のため戦略的な業務提携を締結しました。

本提携では、Anique社がコンテンツホルダーへの提案や権利の調整を行い、当社は所属するメタバースのトップクリエイターの企画・制作力とクリエイターを軸にしたコミュニティ運営力を活かすことで、両社共同でコンテンツの企画・制作を行い、ACGコンテンツをVRChatやRobloxを始めとしたメタバース上に展開します。
両社のタッグにより、コンテンツホルダーを始めとした権利者のメタバース活用をサポートし、アニメをはじめとした世界に誇る日本のACGコンテンツのメタバース展開を加速させ、グローバルに広げてまいります。

※UGC=User Generated Content。VRChatやRoblox、ZEPETOなどはユーザー自身がアバターやワールドなどを制作し、ユーザー同士で常に新しい遊び方を発明していっており、成長しているメタバースの共通の特徴となっている。

(参考)VIVERSE Blog『成長メタバースのキーワードは「UGC」』
https://www.news.viverse.com/ja/post/metaverse-and-ugc

■協業第一弾・『serial experiments lain』VRChat展示 「Weird展」

Anique社では2024年6月下旬より、公開から25年以上経ちなおカルト的な人気を集める伝説的アニメ『lain』の展覧会を開催します。提携による具体的協業の第一弾として、メタバースクリエイターズでは本展覧会に関連するVRChat内でのコミュニティイベントの企画・運営やデジタルグッズの制作などで協力し、展覧会を盛り上げてまいります。

◎『serial experiments lain』展示 「Weird展」について
Anique Museumの第1弾の展示として、25周年を迎えたserial experiments lainの世界を追体験できるVR展示「Weird展 ようこそ、ワイヤードへ。」を6月後半に開催予定です。詳細は以下のイベントサイトにて順次更新してまいります。
https://vr.anique.jp/vrchat/lain-weird

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