Gearbox Publishingは2024年5月14日,Blackbird Interactiveが手がけるシリーズ最新作「Homeworld 3」の販売を開始し,ローンチトレイラーを公開した。


 シリーズ第1弾の「Homeworld」は,3Dグラフィックスがゲームに本格的に使われ始めたばかりの1999年に登場した。ジャンルは,当時高い人気を誇ったリアルタイムストラテジー(RTS)で,3Dの利点を活用し,平面に加えて上下へもユニットを展開できるという,6DoFの自由度を持つ作品として大きな話題を集めた。
 パブリッシャのTHQが破綻して,保有するIPが散逸しかけた2013年,Gearbox Softwareが版権を買い取り,Blackbird Interactiveに開発を委託する形で2017年頃から「Homeworld 3」の開発を進めてきたという。


 ストーリーは,2013年にリリースされた「Homeworld 2」に続くものだ。惑星ヒイガラを拠点にしていたクシャン人が侵略者に勝利し,さらに,瞬間移動を可能にする古代のテクノロジー,ハイパースペース・ゲート・ネットワークを完成させたことにより黄金時代を迎えていたとき,その繁栄を脅かす異変が起こる。主人公であるクシャン人のリーダー,カラン・スジェット(Karan S’jet)は,異変の真相を見つけ,宇宙の崩壊を阻止するために新たな旅に出ることになる。


 前世代である「Unreal Engine 4」を利用しつつ,非常に美しいグラフィックスが特徴で,宇宙を漂う古代遺物メガリスの周辺でバトルを行う設定にすることで,シリーズ従来作よりも方向感覚をつかみやすくなったという。
 3人のプレイヤーによるCo-opモードも用意され,戦闘に勝利することで新たなユニットがアンロックされ,ランダムに生成されるミッションに挑んでいくというローグライクなプレイも楽しめる。

 「Homeworld 3」はSteamとEpic Gamesストアで購入可能で,テキストとインタフェースが日本語に対応しているとのこと。シリーズ最新作がどのように進化したのか気になる人は,チェックしてほしい。

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