「泡沫のユークロニア」ファンイベントに小林千晃さん，岡本信彦さん，斉藤壮馬さん，江口拓也さんが出演。DLC配信決定などの発表も

2024/05/16 18:00

編集部：さがさんカメラマン：永山亘

　2024年4月11日に発売されたNintendo Switch用ソフト「泡沫のユークロニア」のファンイベントが，4月28日にanimate hall BLACK（アニメイト池袋本店 9F）で開催された。

　本イベントでは，「泡沫のユークロニア」のメインキャラクターのCVを務める小林千晃さん（矢代役），岡本信彦さん（帷役），斉藤壮馬さん（淡雪役），江口拓也さん（依役）が出演し，作品にまつわるトークや，最新情報の発表などが行われた。

小林千晃さん（矢代役）

岡本信彦さん（帷役）

斉藤壮馬さん（淡雪役）

江口拓也さん（依役）

　キャストが登壇する前には，イベント中の注意事項を説明するために矢代，帷，淡雪，依がスクリーンに登場。マイペースな矢代，ヒロインを溺愛する淡雪，隙あらば姫を口説こうとする帷，大人の余裕を見せつつもツッコミ役にもなっていた依。それぞれの個性が垣間見えるやりとりを，会場の姫たちがほほ笑ましく見守っていた。

　「泡沫のユークロニア」のゲーム音楽にのせてキャスト4人が登壇，MCを務める岡本さんが「こんにちは！」と挨拶すると，会場からも元気な「こんにちは！」が返ってくる。イベントを一緒に盛り上げるのは，アニメイトで「泡沫のユークロニア」を購入し，応募した人のなかから抽選で招待された姫たちだ。江口さんが聞いたところによると，かなり高倍率だったらしい。

　キャスト陣を囲むように佇むキャラクターたちのスタンディには，それぞれ担当キャストのサインが入っている。スタンディは今後イベントなどで展示予定だそうだ。ここでは，江口さんと依（スタンディ）の身長が同じくらいだ！　という話題で盛り上がり，会場から大きな拍手が起こるひと幕も。

主人公を除き，キャスト陣のサイン入りだ

　また，2023年10月12日に配信された「泡沫のユークロニア」特別番組にも触れ，小林さんと岡本さんが番組内で予想していたことが，あながち間違ってなかった……という話も展開された。2人がどう予想していたのか気になる人は，アーカイブが残っているのでチェックしてみよう。

　オープニングトークのあとは，さまざまな目線から「ユークロ」にスポットを当てる「ユークロトーク」だ。まずはキャスト目線でのトークが繰り広げられた。なお，ネタバレに関するトークは避けているので安心してほしい。

　江口さんは自身が演じる依について，いろいろと抱えているキャラクターなので，「私じゃないと彼は変えられない……」と心が動かされるところがあると思う，と紹介した。それに対し斉藤さんは「めっちゃ分かる……僕，依が一番好きなんですよ」と告白。

　斉藤さんが依への想いを話していると，小林さんが「壮馬くんに似てますよね」と発言し，岡本さんが「依“寄り”」と返したことで，なぜか「依“寄り”の依」というパワーワードが生まれるという，テンポの良いトークが展開された。もちろん会場は笑顔いっぱいだ。

　斉藤さんは淡雪について，最初は耽美なイメージだったが，隷属意識が強いために，自分の気持ちに気づけないもどかしさが人間らしくて好きだと話した。また，「淡雪は好きになる人，いっぱいいると思う」という岡本さんに，「そうですよね！」と前のめりで肯定して会場をわかせ，斉藤さんの愛強めなところが垣間見えた。

　岡本さんは，自身が演じる帷は世界観について説明をしてくれるキャラクターなので，公式サイトで公開されていたとおり，最初に攻略したほうがよいと紹介した。そのため，収録では説明することがとても多く，言い慣れない言葉やアクセントの問題など，大変だったという。また，帷はモテるという話題では，岡本さんいわく「この人はすぐ口説く。距離感が近くて，優しい」と説明，自然体でモテてしまうようだ。

　小林さん演じる矢代は，ほかの4人（帷，淡雪，依，露草）を攻略後，ルートが開放されるキャラクターだ。小林さんは収録時，記憶喪失という前半から，物語の後半にかけての矢代の感情の流れを意識しながら演じたという。また，矢代ルートとほかのルートでは，演じる矢代の切り替えも大変だったと話した。ちなみに，性格は結構あざといとのこと。