シンガポールのゲームパブリッシャQooland Gamesは,CampFire Studioが開発する「Soulmask」のアーリーアクセス版を2024年6月上旬〜中旬にリリースすると発表し,それに先立つ5月1日から10日まで,オープンβテストを実施するとのこと。
 OBTを告知するトレイラーも公開された。


 日本時間2月6日にスタートした「Steam Nextフェス」の2月エディションでは期間限定のデモ版を公開し,18万ダウンロードを記録。「最もプレイされたタイトル」リストの第3位に入った「Soulmask」は,ウィッシュリストも25万を超える2024年の期待作の1つだ。デモ版の総プレイ時間は,47万時間に達したという。


 オープンワールドとして作られた大陸を舞台に,プレイヤーは最大20人の住民を集めて,農耕や収穫,クラフティング,パトロールなどを行わせて自勢力を発展させていく。住民はそれぞれ,凶暴な戦士,熟達したハンター,器用な職人などといった個性を持っており,彼らを適材適所に配して作業をさせ,ワークフローをカスタマイズして自動化を行うこともできる。ときには,酒好きで怠惰な住民を仲間に引き入れてしまうこともあるという。

 特徴となるのは「マスク」の存在で,古代の英雄の精神を体現したマスクを装備することで,ゲーム世界のNPCに憑依し,体を乗っ取る形で彼らをコントロールできる。マスクはまた,バトルで役に立つものなど,さまざまな能力を持っており,マップを探索してマスクを集め,局面に応じて使い分けることも重要になるようだ。


 ゲームには,8種類の武器タイプと,67種類のスキルが用意されており,それらを組み合わせて,自分のプレイスタイルに合ったバトルが楽しめるという。
 マヤやアステカなど,中南米の古代文明を思わせる世界観はユニークで,最新の「Unreal Engine」を使用したグラフィックスはエキゾチックで美しい。OBTのクライアントについては不明だが,Steamのストアページによれば,製品版は日本語にも対応する予定とのこと。

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