秋田県南部の3事業者が連携し、地域の伝統的な漬物「いぶりがっこ」の風味がするクラフトビールを開発した。10日に発売する。2種類あり、300本ずつ製造した。いぶしたダイコンを漬け込んだ後に残る調味料は捨てられていたが、再利用して土産品づくりに役立てる。

いぶりクラフトエール MANTZNAR

いぶりがっこ製造の雄勝野きむらや(湯沢市)、ゆめ企画須藤健太郎商店(羽後町)、クラフトビールメーカーの羽後麦酒(同)が連携した。秋田県総合食品研究センターが技術支援し、半年かけて完成させた。参考小売価格は1100円。

きんのくらエール

商品名は「いぶりクラフトエール MANTZNAR(マンツナー)」と「KINNOKURA Ale(きんのくらエール)」。内容量はともに350ミリリットルで、スモーキーな香りやうま味を楽しめる。地元の道の駅などで販売を予定している。

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