クスリのアオキホールディングスが26日発表した2024年6〜11月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.5倍の86億円だった。既存店の販売好調に加え、前年同期に株式報酬費用を計上したことによる反動増がみられた。株式報酬費用を考慮しない場合は4%の減益となる。人件費などのコスト増が利益を圧迫した。

売上高は13%増の2428億円だった。生鮮食品の販売強化や調剤薬局の併設が客足増に寄与した。6〜11月期の既存店の各月ごとの売上高は、全ての月で前年同月を上回った。営業利益は85%増の126億円だった。前年同期に有償ストックオプション(SO)行使による株式報酬費用約60億円を計上した影響で、大幅な増益となった。

25年5月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比11%増の4850億円、純利益は47%増の181億円を見込む。

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