中国電力の島根原発2号機は東日本大震災で停止して以来、およそ13年をへて今月7日に再稼働し、今月23日には発電を再開しました。

26日は、再稼働と発電再開を報告するため、中国電力の中川社長が武藤経済産業大臣のもとを訪れました。

この中で中川社長は「再稼働は電力の安定供給や燃料費の削減による電気料金の低廉化に大きな意味を持つ。安全最優先の認識を共有、浸透させ、発電所の安全確保に不断に取り組んでまいりたい」と述べました。

これに対し武藤大臣は「再稼働に関する経験や知見をほかの電力会社にも共有し、業界全体でのさらなる安全性向上につなげていただきたい」と述べ、経験や知見を共有することで、安全性の向上を図るよう求めました。

このあと中川社長は記者団に対して「地域の皆様のご理解の上に再稼動できたと思います。安全確保を何よりも最優先に1月10日の営業運転の開始に向け、これからの一連の作業を丁寧に行っていきたい」と述べました。

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