損害保険ジャパンは26日、損害調査業務などを委託する東京損保鑑定(東京・千代田)から3万8000件の個人情報が漏洩した恐れがあると発表した。東京損保鑑定が受けた身代金要求型ウイルスのランサムウエア攻撃の調査結果の報告を受けた。
損保ジャパンは火災保険などの財物損壊の鑑定を委託していた。保険契約や事故の内容、修理の見積書などの情報が漏れた可能性がある。同社は連絡先が特定できた顧客に通知を進め、問い合わせ窓口も設置した。
同じ委託先から東京海上日動火災保険は約7万2000件、三井住友海上火災保険は約12万件の顧客情報が漏洩した可能性があると発表している。いずれも現時点で情報の不正利用は確認されていない。
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