【ワシントン共同】日本製鉄が買収を計画するUSスチールは、生産拠点がある米東部ペンシルベニア州と中西部インディアナ州の地元市長ら20人が、買収の承認を求めてバイデン大統領に宛てた書簡を公表した。書簡は23日付。買収の是非の判断がバイデン氏に委ねられた中、実現を求める鉄鋼労働者らの声に耳を傾けるよう強調した。
書簡では、USスチールとつながりのある地元の労働者らは、雇用や生産を維持する日本製鉄の約束を「圧倒的に支持している」と説明。買収に強く反対する全米鉄鋼労働組合(USW)のマッコール会長を「誠意を持って交渉しておらず、組合員の信頼を失っている」と非難した。
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