来年度予算案の閣僚折衝は25日まで行われる予定で、初日の24日は、
▽阿部文部科学大臣との間で、焦点となっている教員給与の上乗せ分の扱いについて協議します。

現在、月給の4%となっている上乗せ分について、これまでの調整では時間外勤務の削減などの条件をつけずに、2030年度までに段階的に10%に引き上げる方向で検討が行われています。

また、
▽武藤経済産業大臣とは、AI・半導体産業の強化に向けた生産拠点の整備や研究開発の支援について、
▽岩屋外務大臣とは、厳しい安全保障環境のもとで同志国への支援に必要な費用や、海外での日本人の安全確保に関する予算の増額について、
それぞれ話し合う見通しです。

2日目の25日は、各大臣との間で、社会保障、防衛、地方財政などの分野の予算項目について最終的な調整が行われます。

政府は、閣僚折衝の結果を踏まえて来年度予算案を固め、週内の閣議決定を目指すことにしています。

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