USスチールの工場=9月、米ミシガン州(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは23日、日本製鉄によるUSスチール買収計画を審査した対米外国投資委員会(CFIUS)がバイデン米大統領に判断を一任したと報じた。バイデン氏はCFIUSの調査完了後、15日以内に結論を出す。これまで買収実現に否定的な姿勢を示しており、禁止命令が出る可能性がある。

 CFIUS内では買収による安全保障上のリスクについて評価が分かれ、合意に至らなかったという。買収計画の審査は23日が期限となっていた。

演説するバイデン米大統領=9日、ワシントン(AP=共同)

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