ホンダは大規模な自社株買いを実施する

ホンダは23日、最大で1兆1000億円、自己株を除く発行済み株式数の24%にあたる大規模な自社株買いをすると発表した。あわせて11月に発表した上限1000億円の自社株買いは取り下げる。日産自動車との経営統合の協議を受け、まずは自社の株主に対し還元を強化する。

11億株を上限に2025年1月6日から12月23日まで市場買い付けする。ホンダの三部敏宏社長は日産との統合協議を進める前に「確立した収益基盤のもとで自己資本を適正化する」と話した。午後4時55分の発表後、株価は私設取引システム(PTS)で一時、同日の東京証券取引所の終値比で急騰した。

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