主力の「ゴールドスペシャル」シリーズの「炒り豆リッチブレンド250g」は店頭価格で21%値上げへ

UCC上島珈琲(神戸市)は23日、家庭用レギュラーコーヒー製品45品目とインスタントコーヒー製品10品目を2025年3月1日出荷分から値上げすると発表した。レギュラーコーヒーの「ゴールドスペシャル」シリーズ「炒り豆リッチブレンド250g」の店頭での販売価格は754円から916円と21%高くなる見通し。全体の値上げ幅は20〜35%程度になる見通しだ。

家庭用レギュラーコーヒー製品の値上げは24年7月以来、インスタントコーヒー製品は同年5月以来となる。コーヒー豆の国際相場が1年で約2倍に高騰し、円安や物流費の上昇も重なって「コストアップを吸収し続けることが困難」と判断した。

UCC直営店でのコーヒー豆の販売価格やコーヒーカプセル製品の出荷価格も、年明け以降に順次改定する見通しだという。

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