旧村上ファンド系によるアルプスアルパイン株の保有率が11.32%になった

旧村上ファンド系の投資会社エスグラントコーポレーションがアルプスアルパインの株式を買い増したことが7日わかった。同日付で関東財務局に提出した変更報告書によると、保有比率は共同保有者とあわせて11.32%。保有目的は「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。

エスグラントは4月25日までにアルプスアルパイン株を買い増し、共同保有分も含めて10.08%保有していた。エスグラントは7日までにアルプスアル株を約1969万株(発行済み株式の8.98%)取得した。アクティビスト(物言う株主)の村上世彰氏の長女、野村絢氏の保有比率は変わらず約512万株(発行済み株式の2.34%)だった。

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