これは、任天堂の古川俊太郎社長が7日にオンラインで開いた決算会見で明らかにしました。

会見で、古川社長は「『ニンテンドースイッチ』の後継機種に関するアナウンスを今期中に行う。これまでのハード・ソフト一体型のゲーム専用機ビジネスを継続していくことが、最も任天堂らしいユニークな娯楽の提案に適していると考えていて、そうした考えのもとで準備を進めている」と述べました。

「ニンテンドースイッチ」は、2017年3月の発売以降、全世界での販売台数が1億4100万台余りとなる会社にとって主力の家庭用ゲーム機ですが、発売から7年が経過し、後継機の動向に注目が集まっていました。

一方、任天堂が7日に発表した2023年度1年間のグループ全体の決算は、ゲームソフトや人気キャラクター「マリオ」の映画がヒットしたことに加え、円安で利益が押し上げられたことから、最終的な利益が過去最高の4906億円となりました。

また、会社は、京都府宇治市で準備中のミュージアムについて、ことしの秋に開業を予定していることも、あわせて明らかにしました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。