20日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=157円台後半で取引された。  午前10時現在は前日比1円28銭円安ドル高の1ドル=157円74~75銭。ユーロは84銭円安ユーロ高の1ユーロ=163円48~54銭。  日銀は19日の金融政策決定会合で追加利上げを見送った。日米金利差がなかなか縮まらないとの見方が強まり、円を売ってドルを買う動きが先行した。  外為ブローカーは、植田和男総裁の記者会見での発言を踏まえ、次の利上げ時期が後退する印象を受けたと指摘。「このまま円安が進めば政府・日銀による為替介入がちらつく」と述べた。

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