ホンダと日産自動車は、経営統合に向けた協議を進めていて、来週にも基本合意書を締結し、具体的な交渉に入る見通しです。
これについて、パナソニックホールディングスの会長も務めるJEITAの津賀会長は、19日の定例会見で、電機業界への影響について「個社バラバラというより、皆で力を合わせてプラットフォーム化や標準化を進めることで生まれるメリットに着目するということだと思う」と述べました。
そのうえで「標準化や共通化を進めるのは開発の効率が上がり、理にかなっている。自動車メーカーはそれぞれ特徴あるところで競い合いながら、中身のコアは共通化するという方向に進めばわれわれの業界にとって大変ありがたい」と述べ、自動車向けの電子部品やソフトウエアなどの共通化が進むことに期待を示しました。
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