建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するArent(アレント)は13日、建築関連ソフトウエアの企画・販売などを手掛ける構造ソフト(東京・北)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得額は非公開。近接分野を手掛ける企業の買収で事業領域を広げる。

株式取得実行日は2025年1月6日の予定。構造ソフトは1967年の設立。2024年6月期の売上高は3億円だった。建築の業務で使われる構造計算ソフトなどを展開している。

アレントにとって初めてのM&A(合併・買収)。建設業界では設計や施工、維持管理など業務が細分化されている。同社は事業領域拡大へ「今後も各ニッチ領域のプロダクトを保有する企業のM&Aを積極的に進める」としている。

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