スズキは16日、2025年1月に米ラスベガスで開かれるテクノロジー見本市「CES」に初めて出展すると発表した。企業理念を体現した存在として日本で生産・販売する軽トラック「スーパーキャリイ」を参考出品するほか、スタートアップとの協業例を紹介する。
スズキは四輪販売事業で米国から撤退済みだが、出展を通じ「社会課題の解決に共感する仲間づくり」(同社)をめざす。コンパクトでシンプルな製品をスピーディーに開発する「小・少・軽・短・美」といった自社の理念をアピールする。
スズキは近年、国内外のスタートアップとの連携を広げている。22年に電動台車を手がけるオーストラリアのアプライドエレクトリックビークルズ(アプライドEV)、24年5月には米自動運転技術のグライドウェイズへの出資をそれぞれ発表した。CESでは両社の車両も展示する。
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