オリエンタルランドは7日、運営する東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)で来月6日に開業する新エリア「ファンタジースプリングス」を報道陣に公開した。新エリアの敷地は約10万平方メートルで、TDSの面積は約2割広がる。同社にとっては2001年にTDSを開園して以来の大型開発で、投資額は約3200億円に上る。
ファンタジースプリングスは、ディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」をテーマにした三つのエリアと、ホテルで構成されている。ボートに乗って映画の物語や曲を楽しむ「アナとエルサのフローズンジャーニー」など四つのアトラクションと、レストランなどがある。
東京ディズニーランドなども含めたオリエンタルランドの売上高は24年3月期で6184億円。新エリアによる増収効果は年750億円と見込んでいる。(明楽麻子)
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