日々パソコンの画面に向き合うビジネスパーソンにとって、目の疲れは悩みの一つかもしれません。疲れ目や見えにくさを年のせいだと放置するのは禁物です。脳梗塞や糖尿病など様々な病気のサインが表れるといわれます。何かと慌ただしい年の瀬に、健康を考えるための記事を選びました。(内容や肩書などは掲載当時のものです)

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うつ病の症状の可能性も

目の機能が低下すると、運転が難しくなったり、段差・階段が見えづらくなったりして外出を避けることにつながりかねません。筋力や歩行機能が低下し、健康寿命を縮めることにつながります。

日本眼科啓発会議は2021年、加齢に伴う視機能低下を「アイフレイル」という新たな概念として提唱しました。目が疲れやすくなった、まぶしく感じやすくなった、など10項目のうち、2つ以上が該当するとアイフレイルの可能性があるとして眼科医への相談や検査を呼びかけています。

ドライアイ、充血、目の痛みなどは、様々な病気のサインである可能性があります。目が疲れやすい場合、更年期障害や歯周病、うつ病も疑われます。目の不調を訴えて眼科を受診し、病気が発見されるケースもあるそうです。

  • ・目の寿命を左右する「10の危険なサイン」 放置は危険
  • ・糖尿病・脳梗塞・うつ病 目の不調に表れる重病のサイン
  • ・老眼でも耳で「読書」 スマートシニアにオーディオ本
  • ・原因は加齢だけじゃない 眼瞼下垂、目のこすりすぎ注意
  • ・疲れ目 お手軽ケアで解消 画面の距離・明るさ注意

10分多く運動する

健康維持のために重要なのが筋肉です。加齢とともに筋肉が落ち、動くのが大変になるため運動不足になり、体力が落ちる、という負の連鎖に陥ることもあります。生活習慣病などを防ぐには、適度な筋トレが効果的です。

とはいえ、トレーニングを続けるのはなかなか難しいものです。厚生労働省は、1日10分体を多く動かす「+10(プラステン)」を推奨しています。まずは難しくないことから。一駅手前で降りて歩いたり、職場では他の階のトイレを使ったりして、歩く時間を少しずつ増やすのがコツだそうです。

  • ・「掃除機かけ」は軽い筋トレ 今より10分多く運動するコツ
  • ・筋トレで仕事のパフォーマンス向上 睡眠の質も改善
  • ・運動機能の衰えチェック 柔軟性・筋力・バランスがカギ
  • ・運動習慣をつけたい まずは無理なく「10分多く」から

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