ブリュッセルのEU本部=2021年7月(ロイター=共同)
【ブリュッセル共同】ロイター通信などは6日、ウクライナに侵攻したロシアに対する欧州連合(EU)の新たな制裁として、ロシア産液化天然ガス(LNG)のEU域内港での第三国向けの積み替えを禁じることを検討していると報じた。ロシアがLNGから得る収入の削減が狙いだ。 EUなどが設定したロシア産原油の価格上限を超えた取引を確実に阻止するため、上限を回避して原油を輸送する船舶が域内港を使うことの禁止も検討している。 EUは政党やシンクタンクがロシアから収益を得ることを禁止し、イズベスチヤなどのメディアを制裁対象に加えることも目指している。
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