日銀が13日発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、代表的な指標である大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が9月の前回調査から1ポイント上昇のプラス14となり、2四半期ぶりに改善した。認証不正問題で停止していた自動車の生産再開が進んだことや、設備投資の堅調な需要が寄与した。
大企業非製造業のDIは1ポイント下落のプラス33となり、2四半期ぶりに悪化した。
DIは業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた数値。プラスは景況感が良いと感じる企業が多いことを示す。
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