【北京共同】中国共産党と政府は11、12日に2025年の経済政策の方向性を定める中央経済工作会議を開き、景気底上げのため「より積極的な財政政策」を行う方針を決めた。特別国債などの発行を増やす。不動産不況による景気減速やトランプ次期米大統領就任に備え、景気対策を強化する。国営中央テレビが報じた。
「適切な時期」に利下げなどの金融緩和を行う方針も示した。
会議では来年の課題として「消費を強力に促進し、国内需要を全方位で拡大する」ことを最重点項目に掲げた。トランプ氏は中国からの輸入品に追加関税を課すとしており、貿易摩擦の激化に備える。
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