JR東海の丹羽俊介社長は12日、東海道新幹線でJR東日本の在来線との並行区間となっている東京―熱海駅間の定期券料金の引き上げを検討すると明らかにした。JR東の運賃改定が認可されれば「東京―熱海間の全部、または一部区間が含まれるものは値上げする」と語った。新幹線定期の料金設定の基となる在来線運賃と合わせて上げることで、従来通り新幹線定期で在来線も乗れるようにする。新幹線の普通運賃は据え置く。

同日開いた記者会見で話した。現在はJR東が在来線の運賃を上げた場合、その値上げ分をJR東海が新幹線定期に反映しなければ在来線に乗車できなくなる仕組みになっている。

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