サントリーホールディングスは、12日、都内で記者会見を開き、経済同友会の代表幹事も務める新浪剛史社長の後任として、鳥井信宏副社長が社長に昇格する人事を決めたと発表しました。
鳥井氏は58歳。
サントリーの創業者、鳥井信治郎氏のひ孫にあたり、1997年に入社したあと、飲料や酒類の事業を取り扱うグループ会社の社長などを務めてきました。
創業家の出身者が会社のトップとなるのは、2014年以来、およそ10年ぶりとなります。
また、新浪社長は、代表権のある会長に就任する予定で、新社長、新会長とも来年3月の株主総会での承認を経て、正式に就任することになります。
鳥井氏は記者会見で、「世界の名だたるブランドと肩を並べるうえで必須となる国内の酒類事業の盤石化や、売り上げ収益の向上を圧倒的なものにしていきたい」と抱負を述べました。
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