国際協力銀行は12日、国内の製造企業を対象に実施した海外事業展開に関する調査結果を発表した。今後3年程度の有望な投資先と考える国・地域は、インドが3年連続で1位だった。市場の成長性が評価された。2位はベトナム、3位は米国だった。
インドは自動車や電機、機械など幅広い業種から支持を得た。日本以外からの投資も増えており、巨大市場を巡る競争は激化している。ベトナムは人材の質の高さや中国の製造拠点の移転先として評価された。
中国は昨年の3位から過去最低の6位になった。米中対立や中国経済の減速が影響したもようだ。調査対象は原則、海外現地法人を3社以上持つ国内企業で、495社が回答した。
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