パーソルホールディングス傘下で企業の間接業務を請け負うパーソルビジネスプロセスデザイン(東京・港)は11日、富士通子会社でIT(情報通信)分野の業務受託を手掛ける富士通コミュニケーションサービス(横浜市)の全株式を取得すると発表した。取得額は非公表で、株式譲渡は2025年2月3日の予定。企業から受託する業務の幅を広げる。
富士通コミュニケーションサービスは1994年の設立。2024年3月期の売上高は238億円だった。企業の情報システム業務を受託し、システムの運用や保守を手掛ける。
買収によりパーソルビジネスプロセスデザインのIT運用領域の専門人材は現在の約3倍になる見込み。これまで人材不足で受託が難しかったシステム設計などの需要を開拓する。富士通コミュニケーションサービスのITスキルや人材育成ノウハウを取り込み成長を目指す。
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