年末年始は東海道新幹線を全席指定で走らせる

JR東海は11日、年末年始期間(2024年12月27日〜25年1月5日)の東海道新幹線の指定席の予約席数が前年度から13%増の210万席だったと発表した。長い連休を取りやすい日並びで、観光客などの予約が好調とみられる。同社は23年度に続き「のぞみ」を全席指定で走らせる。

10日時点の予約状況を集計した。予約席数は新型コロナウイルス禍前の18年度比で26%増となった。JR東海は1日あたり平均429本運行する計画で、予約できる席数は23年度比6%増の473万席を用意する。

下りのピークが12月28日、上りは1月4日とみる。すでに28日に東京駅から発車するのぞみはほぼ満席という。

在来線特急の予約状況もあわせて公表した。予約席数は前年度から1%増の6万席だった。北陸新幹線延伸の影響で「しらさぎ」が落ち込んだものの、「しなの」や「ひだ」など他の特急は好調だった。

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