迷惑電話などの遮断サービスを手掛けるトビラシステムズは10日、2024年10月期の税引き利益が前の期比16%増の6億100万円だったと発表した。企業の業務用スマートフォン向けサービスが前の期比で70%伸びたほか、価格改定で利益率が高まった。売上高は17%増の24億円、営業利益は22%増の8億3100万円だった。
同日発表した25年10月期の単独決算の見通しは、税引き利益が前期比8%減の5億5400万円だった。通信キャリアのアプリで提供するサービスの成長などで増収を見込むが、販売代理店の拡大などの成長投資に3億〜5億円程度投じるため減益予想とした。株主還元を目的とした最大で4億円の自社株買いも同日発表した。
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