【ブリュッセル共同】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は9日、工場閉鎖や大規模な人員削減などの経営合理化策を巡り、労働組合と4回目の労使交渉を実施した。経営側と労働組合は交渉終了後、いずれも「話し合いは建設的だったが、解決に向けて大きな溝が残っている」との声明を出し、交渉を続ける方針を表明した。次回は16日に実施する。
ドイツ最大の産業別労組IGメタルは「重要なのは工場閉鎖や人員削減を回避し、解決策を見いだすことだ」と主張し、クリスマスまでに従業員に望ましい形で合意できなければ、2025年にストライキを拡大する可能性があると警告した。
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