週明け9日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台後半で取引された。  午前10時現在は前週末比25銭円高ドル安の1ドル=149円84~85銭。ユーロは65銭円高ユーロ安の1ユーロ=158円20~26銭。  6日発表の米雇用統計で失業率がやや悪化し、米連邦準備制度理事会(FRB)による12月の追加利下げ観測が高まった。日米金利差が縮小するとの思惑からドル売り円買いが先行した。  市場では「国際情勢の不透明感で比較的安全な資産とされる円が買われやすい」(外為ブローカー)との声があった。

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