【上海共同】中国国家統計局が9日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%上昇した。10カ月連続でプラスとなったが、伸び率は10月から0.1ポイント鈍化し、鈍化は3カ月連続。中国政府は景気刺激策を相次いで打ち出しているが、低い伸びにとどまっている。

 同時に発表した11月の工業品卸売物価指数(PPI)は2.5%下落した。下落幅は10月より0.4ポイント縮小したが、26カ月連続でマイナスとなった。

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