もうすぐ年の瀬。そろそろ年賀状の準備を、というビジネスパーソンも少なくないでしょう。メールやSNSの普及で減っているとはいえ、一定の需要はあります。「自分で書く時間がない」という場合は手書きを代行するサービスもあります。共働き世帯が増えて家事代行も浸透してきました。さまざまな代行サービスを取り上げた記事をご紹介します。(内容や肩書などは掲載当時のものです)
ビジネス・クリップ 「ビジネス・クリップ」は日々の記事の中から、ビジネスパーソンに役立つ実践的で、読まれたものを集めたコンテンツです。保存して後から読んでも、移動中に斜め読みしても。あなたのビジネススキルの向上にお役立てください。プロが手書きで年賀状
日本郵便によると、2025年用の年賀はがきの当初発行枚数は10億7000万枚で、前年に比べ25.7%減りました。04年用の44億6000万枚をピークに減少が続いています。
はがきが値上がりしたことなどから、大量の年賀状を負担に感じる人もいます。送ることをやめる「年賀状じまい」用の年賀はがきもあります。
年賀状離れが進んではいますが、知人や友人から届く直筆の便りはうれしいものです。忙しくて書く時間がない、という人には代行サービスも。日本郵便は25年用からプロが手書きで年賀状を書き上げる「年賀状筆耕サービス」のウェブサイトからの受け付けを始めました。
- ・「年賀状じまい」上手に 納得感ある理由添える気遣いを
- ・2025年用年賀はがき販売開始、22円アップの85円
- ・年賀状印刷、早割などで割安感 客つなぎ留めへ便利さも
- ・年賀状、スマホで空き時間に簡単作成 デザインも多彩
- ・「年賀状じまい」働く世代の2割弱 企業でも廃止の動き
親の介護や葬儀も代行
共働き世帯が増えたことなどから、掃除や料理などの家事代行サービスが広がっています。女性活躍にもつながるため、国や自治体もサービス利用に補助金を出すなどして後押ししています。タイパを重視する若者の利用も増えているそうです。
代行サービスは様々です。雇用の流動性が高まる中、退職代行サービスも目立ちます。就職情報サイトのマイナビが10月に発表した調査によると、直近1年間で退職した20代の2割が退職代行を利用していたそうです。
親の介護やみとり、葬儀までを代行する業者もあります。専門家は「少子化と高齢化が同時に進む日本で、家族頼みの高齢者ケアは限界に来ている」と指摘しています。
- ・家事代行、広がる人気 どんな人たちが利用しているの?
- ・家事代行、「タイパ」で若者も利用 友人訪問前に掃除
- ・退職代行、20代の5人に1人が利用 マイナビ調査
- ・不仲の親…みとりは代行業者に 「家族じまい」利用増
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