東京都は11日から、対象店舗でのQRコード決済でポイントを還元する「もっと!暮らしを応援 TOKYO元気キャンペーン」を始める。同様のキャンペーンは今年3月に続いて2回目。

 期間中にau PAY、d払い、PayPay、楽天ペイのいずれかを利用すると、最大10%分のポイントが還元される。緊急の物価高騰対策として、9月の都議会定例会で補正予算が承認された。

 対象店舗は都内約43万店のスーパーや飲食店、理髪店、クリーニング店などで、前回から約8万店増えた。1決済サービスにつき最大3千円相当のポイントを還元する。四つの決済サービスをすべて使えば、最大で1万2千円分のポイントが還元されることになる。都民以外も利用できる。

 期間は27日までの予定だが、還元額が予算の139億円に達し次第、終了するという。

 小池百合子知事は6日の記者会見で、前回のキャンペーンについて「のべ1531万人が利用し、対象期間の決済額の合計は前月比1.5倍だった。事業者や利用者からも好意的な意見が多く寄せられた」と効果を強調した。

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