関電不動産開発が開発する「シエリアシティ横浜東戸塚」の外観イメージ

関電不動産開発は6日、横浜市戸塚区に総戸数482戸の大規模分譲マンションを開発すると発表した。2025年5月に販売を開始し、27年4月から購入者に引き渡す計画だ。複数棟で構成する同社のブランド「シエリアシティ」としては大津市におの浜に708戸のマンションを開発してきたが、首都圏では初となる。

開発する「シエリアシティ横浜東戸塚」はJR横須賀線・湘南新宿ラインの東戸塚駅から徒歩13分に立地する。開発面積が1万平方メートル以上の大型物件としては、同駅徒歩圏内で18年ぶりの物件になるとしている。

関電不動産開発は関西圏での物件開発が多かったが、近年は東京など首都圏での開発を積極化している。既に東京駅と渋谷駅の徒歩圏内にそれぞれ1棟ずつオフィスビルを開発したほか、26年の完成を目指して港区南麻布に同社として東京都内初となるタワーマンションを開発する計画だ。約10年後の36年3月末時点には、首都圏の資産規模を現在の2倍超となる約4000億円としたい考えだ。

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