壁と床にLEDビジョンを設置し、間取りや眺望を体感できる(6日、東京都中央区)

三井不動産は6日、新型モデルルームを東京・日本橋に開設した。壁や床に大型のLEDビジョンを設置しており、画面上に原寸大の間取りや部屋からの眺望を再現できる。マンションの購入を検討する顧客に対し、複数物件の説明を1カ所で受けられる点をアピールする。

「三井のすまい 日本橋サロン」(東京・中央)をリニューアルオープンした。縦4メートル、横12メートルの大型LEDビジョンを床に設置しており、間取りを投影することで部屋の広さなどを体感できる。壁も画面になっており、部屋ごとの実際の眺望を確かめることも可能だ。

かつてモデルルームは物件ごとに設置することが多かった。建築コストが上昇するなか、小規模物件ではモデルルームの設置が難しくなっている。LEDビジョンを活用することで、異なる物件の間取りや眺望を比較することができる。キッチンや収納など住宅設備を実際に確かめることができるコーナーも設けており、物件の説明から契約締結、オプションの打ち合わせなどの手続きもまとめた。

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