政府は5日、就職活動日程に関する関係省庁連絡会議を開き、2027年に卒業する学生(現在の大学2年生ら)の就活ルールについて協議し、現行の日程の維持を決めた。企業の広報活動は卒業する前年の3月以降、採用活動は6月以降、正式内定は10月以降となる。専門性の高い人材に対しては前年3月から採用活動できる。

 会合で取りまとめた考え方では、内定を出した学生に他の企業で就活をしないように迫る「オワハラ」行為の防止を巡り、問題事例として、内定承諾に保護者の同意を強要することを追加した。経済界には来年3月末をめどにルールの順守を要請する。

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