厚生労働省が、会社員に扶養されるパートら短時間労働者の厚生年金加入拡大に向け、年収156万円未満の人に限り、払うべき保険料の一部を企業が肩代わりできる仕組みを検討していることが分かった。加入の年収要件である「106万円の壁」を撤廃した場合、保険料負担が発生するため支援策とする。関係者が5日明らかにした。

 10日の社会保障審議会部会で示す。

 厚労省は年収要件とともに、勤務先の従業員数が51人以上の企業規模要件もなくす方針。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。