4日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が最高値を更新し、終値で初めて4万5000ドルを超えた。テクノロジー企業の好決算などが株価を押し上げた。
ダウ平均の終値は、前日より308.51ドル(0.69%)高い4万5014.04ドルだった。前日に決算を発表した米クラウドサービス大手セールスフォースの株価が前日より1割以上値上がりするなど、テクノロジー株などが買われた。
ハイテク株が中心のナスダック総合指数も最高値を更新し、終値は前日より254.21(1.3%)高い1万9735.12だった。
ダウ平均は今年5月に4万ドルを超えたばかりで、その後の約7カ月で5000ドル上昇した。インフレ(物価高)の落ち着きと米景気の底堅さに加え、トランプ次期大統領の政策への期待が値上がりにつながっている。11月の米大統領選後に3000ドル近くと、急ピッチで値上がりした。
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